赤ちゃんが可愛い理由

赤ちゃんは大人に“可愛い”と思わせる姿をしています。赤ちゃんは自力で生きられないので、大人を自分にひきつけて育ててもらうためです。赤ちゃんの特徴(大きい頭、黒目がちな瞳、やや低く位置する目、ふっくらした頬、短い手足、ぎこちない動きなど)は「ベビーシェマ」と呼ばれ、大人の心をギュッとつかみます。人間以外にも、鳥類やほ乳類の赤ちゃん、可愛いぬいぐるみやキャラクターにもベビーシェマが見られます。

発達心理学を学ぶことで「赤ちゃん=可愛い」のように、これまで当たり前と思ってきた人間の発達の理由を明らかにすることができます。例えば「子どもはなぜ、正義のヒーローが好きなの?」「子どもはなぜ、サンタさんを信じるの?」など、子どもに関する疑問はもちろん、「子どもの能力を伸ばす保育とは?」「楽しく子育てするには?」など“大人のかかわり”も学んだり、研究したりできます。将来、子どもと関わる仕事に就いた時、親になった時に活かせる知識です。

福田 佳織 教授

専門分野:発達心理学(乳幼児の親子・家族・仲間関係)
著書:『笑って子育て―物語でみる発達心理学―』ほか

専門分野:発達心理学(乳幼児の親子・家族・仲間関係)
著書:『笑って子育て―物語でみる発達心理学―』ほか