子どもを指導する大切さ

スポーツの世界では、才能あふれる若い選手の活躍が目立ってきています。すぐれたコーチの元で力を発揮している選手たちですが、今の彼らがあるのは、初めてスポーツに触れた時に指導を受けた指導者が素晴らしかったからではないでしょうか?子どもたちにスポーツを指導する場合、まずそのスポーツを好きになり、続けてもらわなければ才能は開花しません。だから、「最初に教わる指導者」がとても大切なのです。

本学はスポーツ指導者の資格のひとつである「ジュニアスポーツ指導員」の指定校。卒業後は各種スポーツクラブで、未来のトップアスリートを育てるために頑張っている卒業生がたくさんいます。子どもたちの発達や心理について学びながら、年齢や性別に合わせた指導法を学ぶこともできます。たくさんの人々に、スポーツに対する興味を持たせ、その楽しさを伝えられるような指導者を目指してみませんか。

佐藤 淳一 教授

専門分野:コーチング学
東洋学園大学テニス部監督兼コーチ

初心者にスポーツを楽しんでもらうには、まず指導する側がスポーツを楽しむこと。スポーツの楽しさや技術を伝える方法を学ぶ中で、自分自身の競技力アップにつながるヒントもたくさん見つかります。