疲れ方で選手の弱点が分かる

スポーツ科学が進歩して、選手の疲れにはいろんなパターンがあることが分かってきました。筋肉の状態を研究することで、どこが疲れやすいのか=その選手の弱点はどこか、ということまで分かるようになりました。また、トップアスリートが行っている最新のトレーニング方法を研究・応用しながら、安全で効果的なトレーニング方法を開発することもできます。スポーツ科学を学ぶことで、スポーツとさらに深く向き合えます。

人間科学科には、人間の骨格や筋、神経などがどんな構造をしているのかを知る授業や、筋力、持久力、敏捷性、スピード、パワー、柔軟性など、人間の体力を構成するさまざまな要素についてのトレーニングを体験しながら学び、指導できる力を養う授業が用意されています。また、さまざまな実験を行いながら、身体の仕組みや運動のパフォーマンスについて科学的に研究するゼミも開講されています。

光川 眞壽 教授

専門分野:スポーツ科学(運動生理学、バイオメカニクス、トレーニング科学)
東洋学園大学硬式野球部監督

スポーツ科学を学び、ストレッチングやマッサージなどの知識と技術を身につけることで、トレーナーなどスポーツを行う人々を支えられる存在を目指しましょう。