充実した働き方を支えるには
日本の労働人口は6,000万人以上と言われています。皆さんの中にもアルバイトをしている人がいるでしょう。しかし、厚生労働省の調査では、働く人の約6割がストレスや悩みを感じているという結果が。ブラック企業やブラックバイトも話題になる一方で、「働き方改革」や「健康経営」を目指す企業も多く、臨床心理士など専門のスタッフを社員として雇うなど、職場のメンタルヘルスケアに力を入れる企業が増えています。

授業では、人間関係や組織にまつわる心理など、職場で起こりがちな心の問題を扱うとともに、企業におけるカウンセラーの役割や、心理の専門家として悩んでいる従業員にどう寄り添うかという実践面も学べます。現場で必要とされる知識として、社会人としての常識やルール、ビジネスマナーについても学べるので、カウンセラーや心理専門職を目指す人はもちろん、就職活動や将来の働き方を考える上でも役立ちます。