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5/17（金）、現代経営学部「アントレプレナーシップゼミ」（石黒順子専任講師）のゲスト講師として、文京区区民部経済課 創業・就労支援担当主査の片野祐太氏が来学。
文京区の創業支援活動や創業の実態についての特別講義をしていただきました。

講義は「なぜ行政機関が起業を支援しているのか？」という問いからスタート。
地域福祉や地域振興と起業支援の関わり、起業に必要な準備や心構えについてお話しいただきました。

文京区区民部経済課 創業・就労支援担当主査の片野氏

そのうえで、文京区が手掛ける起業支援制度について、区内での創業を応援するセミナーや窓口の紹介、「チャレンジショップ支援」をはじめとする補助金制度、中小企業向けの融資制度など、さまざまな制度と実際に制度を利用して起業した方の実例をお話しいただきました。

講義には、もともと起業に対する関心の高い学生が多い石黒ゼミ生に加え、ゼミ外からも起業を志す学生が出席。

質疑応答も活発に行われ、「無料相談やセミナーがとても魅力的」「（支援制度を）自分のやりたいことにつなげられるよう頑張りたい」といった感想も聞かれました。
また、実際に起業経験がある学生からは、「行政に対する見方が変わった、私も創業するときもっと行政に頼ればよかった」という声も寄せられ、それぞれの立場で将来の会社経営について具体的にイメージする貴重な時間となったようです。

石黒ゼミでは今後も若手経営者との交流や起業支援イベントへの参加を通じ、文京区や周辺地域での起業・経営について研究を深める予定です。