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7/31（水）、本学の教職員を対象として、障がい学生支援に関する学内講演会（主催：学生支援委員会）およびハラスメント防止に関する研修会（主催：ハラスメント防止・対策委員会）を開催しました。

障がい学生支援に関する学内講演会は、講師として弁護士の田門浩氏を招聘。

ご自身も感音難聴であり、日本で5番目の聴覚障害弁護士として活動されている田門氏より、「障害者が学びやすいキャンパスとは―障害者差別解消法を受けて―」というテーマで手話通訳者を通じてご講演いただきました。

ご自身の体験や障がい者にまつわる法律や制度、障がいのある人々に対する合理的配慮の事例や社会的配慮の不平等（=差別）が生じる事例などについて解説いただいたほか、講演後には出席者から大学側と教員側の配慮をどう切り分けるかという問題提起がなされるなど、教職員の意識を高める好機となりました。

ハラスメント防止に関する研修会では、ハラスメント防止・対策委員会の委員長を務める現代経営学部の鵜瀞惠子教授より、同委員会の構成や情報提供方法についての説明が行われました。

さらに、今年6月に国際労働機関（ILO）で暴力・ハラスメント禁止条約が採択され、日本でも今年5月に成立・6月に公布された「労働施策総合推進法改正」にてハラスメント防止対策について明記されるなど、最近のハラスメント対策の状況について解説。
その後、キャンパスハラスメント事例の紹介動画上映も行われました。