死刑制度、性的搾取などのテーマを巡り人間を多角的に考える。「人間科学総合講座」

人間科学部

特定非営利活動法人ぱっぷす

コラボしたのは…

特定非営利活動法人ぱっぷす

性的搾取・デジタル性暴力被害の予防啓発、被害者に対する総合的な支援を行うNPO法人

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

3月、人間科学部の集中科目「人間科学総合講座」(福田佳織教授、井上美鈴准教授、宮園久栄特任教授)を開講。
犯罪や性的搾取の問題、SNSについてなど様々なテーマに対して、グループワークやゲスト講義、図書館での調べ学習、プレゼンテーションを行いました。

同科目は、心理学、法学、社会学など様々な角度から「人間」を多角的に捉える視点を持つことを目標に3日間の集中授業として開講されています。
初日~2日目の午前中は、「さるかに合戦」をテーマにしたNHKの「昔話法廷」を題材にグループワークを実施。

法律、裁判員制度、加害者や被害者の心理や周囲環境など多角的な視点でディスカッションを行い、意見を交わしました。

2日目の午後には、ゲスト講師として特定非営利活動法人ぱっぷすで相談主任を務める内田絵梨氏を招聘。

内田氏からは、被害者の同意なく拡散された性的画像・動画の検出と削除要請を行うためのAI技術活用、支援が必要な若年女性への声掛け(アウトリーチ)や居場所づくりなど、デジタル性暴力や性的搾取の被害者に寄り添った支援を続ける同団体の活動についてご紹介いただきました。
さらに、「性的搾取」をテーマに、セクストーションやディープフェイク被害、SNSを通じた加害といったデジタル性暴力の実態について、詳しくお話を伺いました。

2日目の後半~3日目には、卒業論文・卒業研究の準備も兼ねた実践として、グループごとにテーマを決めて図書館での調べ学習を行いました。

学生たちは短い時間の中で、グループごとに独自のテーマを設定、PowerPointで発表資料を作りプレゼンテーションするという一連の流れを実践。

最終発表では、まず、グループAが現代社会における性的搾取と対策の現状について、被害件数や多層化する加害者について、グループBが同じく性的搾取の中でも「暴力団と風俗営業の関係」に着目、関係企業や資金源、近年の取り締まり状況など様々な観点で調べた情報を発表。

教員との質疑応答では、スライドの構成やことばの選び方のほか、「構成員・準構成員・半グレ」の関係性や風営法の解釈についてなど、より精度の高い研究に向けたアドバイスや意見交換が行われました。

最後に発表したチームは、初日の「さるかに合戦」グループワークを踏まえ、日本における死刑制度の廃止について改めて考察・発表。
過去の冤罪事件なども引用し、日本になぜ死刑制度があるのかを掘り下げました。

3日間で学んだ多角的な知識、多様な意見、スライドの見せ方やプレゼンテーションスキルなど、今後の研究や卒業論文に向けて大きな糧を得られる集中授業となりました。

TOGAKU PRESS

TOGAKU PRESS

なぜ、TOGAKUの学生は成長できるのか?その理由に迫ります。

DIGITAL PAMPHLET 大学案内

大学案内
デジタルパンフレット

大学案内をスマホやタブレット、PCを使ってご覧いただけます。