松井ゼミでプロデューサーの鼻戸氏が学生の番組企画を直接指導
グローバル・コミュニケーション学部
グローバル・コミュニケーション学部
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
6/17(水)、グローバル・コミュニケーション学部の「動画制作ゼミ」(松井英光教授)にて、昨年に続き現役プロデューサーの鼻戸航介氏を特別ゲスト講師として招聘。学生たちが事前に作成した「若者向け10分番組」の企画書プレゼンテーションに対し、プロの視点から直接フィードバックをいただきました。

鼻戸氏はNHK時代に『沼にハマってきいてみた』や『新プロジェクトX〜挑戦者たち〜』などの人気番組を手がけ、NewsPicksでは堀江貴文氏が出演する番組「HORIE ONE」などの演出を担当。7月からは民放テレビ局へ活躍の場を移すことも紹介されました。

学生たちは2チームに分かれてプレゼンテーションを実施。1チーム目は、キャンパス周辺の飲食店を紹介する街ブラ番組『ぶらり本郷一丁目グルメ』を提案しました。「学食が混雑して昼食を食べる場所がない」という学生自身の課題意識から出発し、メンバーが実際に足を運んで選んだカフェ・うどん店・中華料理店の3店舗を紹介する企画です。鼻戸氏は「街ブラ番組は通常、文京区といった広いエリアで作るもの。本郷一丁目という極めて狭いエリアに絞った切り口は非常にテレビ的で面白い」と評価。
その上で、「各店舗を一言で表すキャッチーな見出しをつくること」「グルメサイトの点数に頼らず、自分たちが実際に食べて感じたことをもとに独自の評価軸をコーナー化すること」など、企画をさらに磨き上げるための具体的なアドバイスを送りました。テロップと出演者の喋りの使い分けや、企画書を持参して店舗に撮影交渉するアポイントの取り方など、制作現場の実務に踏み込んだ質疑応答も行われました。

2チーム目は、パンフレットやホームページには載っていないリアルな大学の姿を高校生・受験生とその保護者に届ける情報番組『TYGステーション』を提案。先生や学生へのインタビュー、学生の1日への密着、学食グルメランキングなど、多彩なコーナー案を発表しました。
鼻戸氏はこの企画を「入学後のギャップに悩む人を生まないための、リアルなガイドブック番組」と一言で定義した上で、「『この番組は何か』と聞かれたときに一言で答えられることが企画の核心」と、コンセプトを明確にすることの重要性を指導。学生インタビューから教授への直撃取材へとつなげる具体的な構成案のほか、インタビュー撮影時にはメインカメラに加えて全体を俯瞰するカメラを設置する2台体制で臨むことなど、現場経験に裏打ちされた実践的なノウハウも惜しみなく共有されました。

講義の中で鼻戸氏は、「みんなが潜在的に思っていることを企画として具現化し、視聴者に『わかる!』と思わせたら勝ち」と、両チームに共通する企画づくりの本質を伝授。学生たちは今後の講義で今回の指導を反映した修正企画書を発表し、実際の番組作りに挑みます。
松井ゼミのインスタグラムはこちら