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[公開講座]現代社会に通じる渋沢栄一の思想を学ぶ。第3回報告
- 2019.08.05
7/23(火)、「公開講座 リベラルアーツ」第3回を開講。
講師に渋沢栄一氏の5代目子孫である渋澤健氏(コモンズ投信株式会社 取締役会長、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役)を迎え、「渋沢栄一の『論語と算盤』で未来を拓く」というテーマで講義をしていただきました。
講師の渋澤健氏
コーディネーターを務めた古屋力教授
新一万円札の肖像画に選ばれたことでも耳目を集めている渋沢栄一氏について学べるということで、参加予約があっという間に定員となった今回の講座。
当日は、教職員を含め50名超の受講生にお集まりいただき、大変な盛況となりました。
講義では、500社以上の会社を起業し、600以上の社会福祉プロジェクトの立ち上げに携わったという渋沢栄一氏の著書『論語と算盤』を軸に、講師の渋澤氏に渋沢栄一氏の思想を解説いただきました。
今まさに国際社会でも頻出のキーワードとなっている「サステナビリティ(持続可能性)」と「インクルージョン(包括性)」という2つの概念と渋沢栄一氏の思想が似ているという話題を皮切りに、資本主義の原点から時代の節目に差し掛かった日本社会の現状と今後のビジョン、そこに活かせる渋沢氏の考え方についてわかりやすくお話しいただきました。
また、講義後には受講者からの質問にもお答えいただき、双方向性のある講座となりました。
今期最終回となる次回は8/6(火)に開催。
「日本の深宇宙探査技術」というテーマで、講師に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の森 治氏(宇宙科学研究所(ISAS)IKAROSチーム長、はやぶさ2プロジェクトチーム、OKEANOS準備チーム長)をお招きして開講します。
詳細・受講のお申込みは以下リンク先にてご確認ください。
公開講座(リベラルアーツ)