現代経営学科
起業&事業承継
自分だけのビジネスやサービスを実現するために。
事業計画書を作ろう!
働く人向けの
お弁当販売ビジネス
比嘉 瑞希さん
地元・千葉の食材を使った栄養満点のお弁当を企業向けに定期配送!企業の福利厚生として活用してもらうことで、忙しい社会人が食事を作る手間を省く&働く人の健康を維持するのが狙い。地元農家との契約で余った農作物を活用するなど、食品ロス対策・地域活性化といったSDGsへの貢献も意識したビジネスモデルです。
新商品・サービス・ビジネスのアイデアを練る
他社ビジネスとの差別化を考える
お弁当チェーンH社
- 効率化
- 大量生産
- 店頭販売メイン
- 多数のメニュー
ライバルとの差別化ポイント
自社
- 地元農家との契約
- 旬の食材
- 食品ロス対策
- 福利厚生
- 配送の効率化
事業計画書を日本金融政策公庫にプレゼンテーション
中小企業の創業支援をする機関にプレゼンテーションし、プロの視点でアドバイスをもらう。
他にもこんな起業アイデアが!
- 食品×古着の移動販売
- ミニサイズの化粧品ガチャガチャ
- 地下アイドルのライブビジネス
- ゲーマー用レンタルスペース
起業&事業承継
石黒 順子 准教授
博士(知識科学)、中小企業診断士。小学生から社会人までの幅広い年齢層を対象とした起業家教育を日本全国で実施してきた経験を持つ。経営コンサルタントとして大企業の新規事業立ち上げに携わるなど、実務経験も豊富。「新しいビジネスを創造する力は、これからの社会で活躍するうえで大きな武器となるでしょう。」
「社会的企業」で魅力的な未来を創る
わたしたちは少子高齢社会や環境破壊など、さまざまな課題に直面しています。これらの課題をビジネスの力を活かして解決しようとする「社会起業」と呼ばれる起業のかたちがあります。社会問題の解決を主眼に置きつつも、ビジネスとして成立させることで、経済的に自立してその価値を提供し続ける企業を指します。
社会起業の視点で捉えると、「課題先進国」といわれる日本は、多くのビジネスチャンスに恵まれているともいえます。主体的に解決策を講じるプレイヤーが増えることで、未来を明るいものに変えていくことができるでしょう。
社会起業家には、社会の課題を認識する問題発見力、理想の姿を描く想像力、理想と現実のギャップを解消する仕組みを講じる創造力、その仕組みを実現していく実行力が求められます。現代経営学部では、実務家を交えた実践的な授業を通じて、これらの力を身につけます。
ファミリービジネスのバトンを引き継ぐ
日本の99.7%は中小企業であり、その多くがファミリービジネスです。ファミリービジネスは、日本の産業を支える大きな柱の一つです。
世界的にみた日本のファミリービジネスの特長は、長寿企業が多く存在しているという点にあります。企業の長寿の秘訣は、「伝統」と「革新」。ファミリービジネスの担い手が「伝統」を引き継ぐとともに、「革新」に挑んできたことにあります。
本学部では事業承継者の育成にも注力をしています。引き継ぐべき「伝統」とは何か、既存の経営資源を用いていかに「革新」を成し遂げるかをケーススタディにより分析します。事業承継者として期待されている学生は、そこで学んだ知識をもとに、家業をケースとして分析します。このような授業を通じて、未来の経営者たちが切磋琢磨する場が形成されています。