目標は、ダンス市場で新ビジネスを興すこと。
最新の経営戦略を研究するため立教大学大学院へ
- 現代経営学科
- 2021年卒
※取材当時は4年 - 日下 夏輝さんNATSUKI KUSAKA
- 私立和光高等学校 出身
進学のきっかけは木川先生とプラットフォームビジネス
拓殖大学との合同ゼミでは特別賞を受賞
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高校時代から将来は起業したいと思っていて、大学で経営学を専攻。2年生の時、今一番盛り上がっているGAFA※が、「プラットフォームビジネス」という共通のモデルを持っていることに興味を持ちました。同理論を専門としている木川大輔専任講師に「うちのゼミに来て一緒に大学院を目指そう」と声を掛けられたことがキッカケで、3年から木川ゼミに所属。大学院進学に向けた準備をしつつ、拓殖大学との合同ゼミではプラットフォームビジネスの企業が提供するキャッシュレスサービスを研究し、新サービスの提案を行いました。
※GAFA:Google、Apple、Facebook、Amazon
経営学とダンス、どちらにも本気で取り組んだことが進学に繋がった
高校時代からダンスを始め、大学ではEXTREME☆STEPPERS(ダンス部)に所属。個人でもダンス関連の仕事を受けていたのですが、体育での必修化などでダンス市場は成長の兆しがあるのに、ダンサーの平均年収は低いまま。「人の優しさに頼るビジネス」に留まっているのではないかという問題意識が生まれました。そこで、プラットフォームビジネスの理論を応用しダンサーと企業や依頼者を繋げる新ビジネスを興すために、大学院で研究を深めようと考えたんです。進学先は、研究領域の合う教授がいる立教大学大学院。社会人学生も多いので、経営の実践ノウハウを学び、人脈作りをするチャンスだと思っています。
理論の研究を楽しむコツは、「能動的」な姿勢!
4年間を振り返ると、学びに対して「能動的」か「受け身」か、というのが分岐点だったなと思います。受け身でいると面白さに気づかないだけで、能動的に勉強して理論の細かい部分がわかると面白くなる。GAFAについても、「大きな会社」程度のイメージから、ビジネスモデルの共通点に気づいて勉強していくうちに興味がどんどん太くなりました。経営学の理論は、学んだ人全員がやろうと思えば社会に影響を及ぼせるような再現性があると思うので、ぜひ面白さに気づいてほしいですね。