ビジネスの理論を学び、産学連携で実践!
目標達成の経験を就職活動に生かす
- 現代経営学科
- 2023年卒
※取材当時は3年 - 佐々木 琉斗さんRYUTO SASAKI
- 埼玉県立滑川総合高等学校 出身
身近な商品を例にビジネスの理論を学ぶ
大学入学後はまず、経営、経済、マーケティングの基礎理論を広く学びました。現代経営学部は、名前にも表れているように「現代」の事例を取り入れた授業が多いのが特徴。例えば人気のアイスクリームを例にターゲット戦略を学んだり、任天堂やクロネコヤマトなど身近な企業の事例研究を行ったり…。自分の興味のある分野だけでなく、様々な視点から企業を研究することで視野が広がりました。また、1、2年は英語の必修授業も多いのですが、日本企業のグローバル化が進み、海外の情報が即時に入ってくる時代に英語のスキルは本当に必要。就職活動を通じて、英語の必要性を改めて実感しました。
産学連携で理論の実践にチャレンジ
3年では「マーケティング戦略・プロジェクトマネジメントゼミ」(本庄加代子准教授)で企業とコラボレーションし、マーケティングの理論を実践。まさにゼミだけに集中した10ヵ月間でした。
プロジェクトを進めるにあたり、ゼミのなかで管理、営業、広告制作、会計、効果測定などの役割を分担。ゼミ全体がまるで一つの会社のようで、社会人を相手に交渉するなど、一足早く社会に出たような実践経験を積むことができました。自分はリーダーの一人としてプロジェクトマネジメントを行いましたが、たくさんの問題にぶつかり、ゴール設定、情報共有、時間設定、コスト管理の重要性を痛感。プロジェクト終了後は、達成感とともに「自分が大きく成長した」と実感できました。
- プロジェクトの詳細:
3年間の積み重ねが今の自分を作った
3年間の学びを振り返ると、社会に出た時の仕事のイメージを掴むことができ、情報感度も上がって視野が広がったと感じます。就職活動では生活必需品のメーカーを志望していますが、入学当時の自分だったら興味のない分野。大学での学びを通じて、人に喜ばれる仕事や人の暮らしに欠かせない企業への関心が深まりました。成長企業かどうか、という視点も含め、3年間に積み上げてきた学びのすべてがいまの自分を作ってくれたと思います。
また大学生活でできた友人たちも大切な財産。大学にはいろんな興味を持った人が集まってくるので、たとえ今はやりたいことがなくても、友人の影響で見つかることもある。ゼミも最初はバラバラだったけれど同じ目的を共有して活動したから、本当に分かり合える友人になれた。これが最大の収穫かもしれません。