なぜ、東京には2つの地下鉄があるのだろう?

東京の地下鉄には「都営地下鉄」と「東京メトロ」がありますが、何が違うのか知っていますか?かつて「東京メトロ」の前身が東京の地下鉄を運営していたのですが、戦時中に国営化(営団化)された関係で、東京都は戦後に新しく「都営地下鉄」を作ったのです。ちなみに今では、「東京メトロ」は民間企業として運営されています。ほかにも、都内の水族館には「都立」、「区立」、「民間」の3種類があります。どれがどこだか分かりますか?

地下鉄や水族館の例からもわかるように、同じように見える公共サービスでも運営主体が異なるなど、社会は複雑なしくみで成り立っています。そんな社会に、自分たちの意見を届けるにはどうすればいいでしょう。選挙はもちろん、ボランティアに参加することで直接社会と関わり、社会を変えていく方法もあります。社会の複雑さを謎解きしながら、自分がどういう形で社会に関わり、貢献していきたいのか、考えてみませんか。

小林 大祐 准教授

専門分野:行政学、都市政策
著書:『ドイツ都市交通行政の構造』

どのような都市公共サービスを、どういった方法で地域の人びとに届けることが望ましいのか、このようなことを考えて、人びとが暮らしやすい社会を追求する学問が都市政策です。より良い地域づくりに興味があれば、是非、教室で一緒に考えていきましょう。