苦手な子にこそ、英語の楽しさを伝えたい！
自分の経験を活かし、高校の英語教諭に。
- 英語コミュニケーション学科
- 2021年卒
※取材当時は4年 - 榊原 茄奈美さんKANAMI SAKAKIBARA
- 埼玉県立川口工業高等学校 出身
「英語が苦手」から「英語好き」、そして教職へ
実はもともと英語、特に文法は苦手でした。でも、高校の頃に、弟が通う塾の先生と出会って英語が好きになり、「私みたいに英語が苦手な子にこそ、もっと早く英語の楽しさを知ってほしい」と思ったんです。そこで、教職課程を履修するために東洋学園大学に進学。コロナ禍で教育実習の時期が遅れるなどのアクシデントもありましたが、無事に教員免許を取得し、2021年4月から私立日々輝学園高等学校の常勤教員として採用が決まりました。
「大きく学べた」4年間、英語力も一気に成長
英語教育開発センター（EEDC）による表彰
大学での4年間を振り返ると、「大きく学べた」と思います。教職はもちろん、文学や社会情勢まで広く学べて、勉強の楽しさがわかりました。入学直後から毎日English Loungeに通い、大学2年に上げるときのテストで一気に成績が上がってALPS（英語特別選抜クラス）に所属。卒業前には「最成長学生」にも選ばれました。英語の授業やLoungeでの活動を通じて自分の考えを話す機会が多くなったことで、自己開示への抵抗もなくなりました。
目標は「わかりやすい授業ができる教員」
教職を目指すうえで、「いかに教育の現場を見られるか」が大事だと思い、大学の先輩に紹介してもらって1年の後半から都内の学校で授業のサポートをしたり放課後・土曜日に講師として登壇したりするボランティアに参加。現場経験を積みました。教育実習では、「授業後の生徒を想像して授業を作る」というアドバイスをいただき、感染対策に配慮しながらグループワークを取り入れた教え方にも挑戦。コロナ禍という状況で受け入れてくださった担当の先生方には感謝しかありません。英語が得意な子と苦手な子、それぞれのレベルに合わせて言葉や伝え方を変えることを意識しながら、塾で出会った先生や教育実習を担当してくれた先生を目標に頑張ります！
